木造十一面観音立像 (もくぞうじゅういちめんかんのんりゅうぞう)

名称(事業名) | 木造十一面観音立像 |
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ふりがな | もくぞうじゅういちめんかんのんりゅうぞう |
指定区分 | 国指定文化財 彫刻 |
指定年月日 | 昭和45(1970)年 5月 25日 |
所在地(市町村) | 山形市鮨洗136 |
所有者(実施団体名) | 宝積院 |
概要 (活動状況等) |
本像は木地仕上げの代用檀像である。カヤ材の一木造で、像高50㎝を僅かに超える小像であるが、その彫技は洗練され、傑出した出来栄えを示している。 平安時代初期の中央作の像だけあって、その彫技は少しの省略もなく、衣文は流麗で、胸や腹部の肉づきは豊満で、くびれが深く刻まれ、均整のとれた体躯をなし、かつ優雅で引き締まった面相や、一部飜波(ほんぱ)式の衣文が見られて、まぎれもない平安時代初期の仏像であることがわかる。頭上の頂上仏を、上半身まで含めて彫出するところに、図像的な特色がある。 (像高51.5㎝) |
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公開の有無:無 |
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