銅造如来倚像(薬師堂安置) (どうぞうにょらいいぞう(やくしどうあんち))

名称(事業名) | 銅造如来倚像(薬師堂安置) |
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ふりがな | どうぞうにょらいいぞう(やくしどうあんち) |
指定区分 | 国指定文化財 彫刻 |
指定年月日 | 昭和62(1987)年 6月 6日 |
所在地(市町村) | 真室川町大字内町字内町下22-2 |
所有者(実施団体名) | 山神社 |
概要 (活動状況等) |
本像は高さ53.5cm、坐高38.1cm、肩幅13cm、重量は19.5gの銅造鍍金像で、頭頂から足先に至るまで、蝋型によって一挙にいあげた仏像である。鋳銅の厚さは、裳裾で8~10mm、両脚間の垂裳中央で、17mmである。像の表面は、全体的に黒褐色のなめらかな鋳肌である。 像は古い倚坐形をとり、頭部がやや大きく、子どもらしいプロポーションで、両頬がふっくらとした童顔、微笑をおびた明るい表情は、白鳳仏の特色をよく表わしているが、反面、これと異なる要素もあることから、本像の製作年代は、白鳳末期から天平初期にかけての時代とされる。 本像の伝来については明らかでないが、戦国時代、当地方を支配した鮭延氏が、本国近江国鯰江(なまずえ)から招来したとの説がある。 |
問い合わせ先 |
公開の有無:無 |
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