長巻 無銘 伝片山一文字 附 拵 (ながまき むめい でんかたやまいちもんじ つけたり こしらえ)

名称(事業名) | 長巻 無銘 伝片山一文字 附 拵 |
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ふりがな | ながまき むめい でんかたやまいちもんじ つけたり こしらえ |
指定区分 | 国指定文化財 工芸品 |
指定年月日 | 大正6(1917)年 4月 5日 |
所在地(市町村) | 米沢市丸の内1-4-13 |
所有者(実施団体名) | 上杉神社 |
概要 (活動状況等) |
薙刀造、大振りで反りが高い。鍛(きたえ)は板目である。刃文は小丁子(こちょうじ)で逆(さか)ごころとなっている。帽子は乱れこんで尖っている。彫物は表・裏に薙刀樋がある。茎(なかご)は生ぶ、鑢目(やすりめ)は勝手下り、目釘穴は3つある。 拵は、柄が黒漆塗、千段巻、石突は鉄製である。鐔(つば)は鉄地で、菊花形の透しがある。 「片山一文字」と伝える大薙刀で、作風から極めを首肯しうる。共に地刃の出来がよく、数少ない遺品である。 拵は、伝則包の長巻と同じく、室町時代の作で、鐔つきの薙刀として、遺例の少ない貴重なものである。 鎌倉中期~末期 (長さ93.6cm、反り4.2cm) |
問い合わせ先 |
上杉神社 期間限定での公開 公開の有無:有 Tel: 0238-22-3189 |
地図 |