太刀 銘 来国次 (たち めい らいくにつぐ)

名称(事業名) | 太刀 銘 来国次 |
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ふりがな | たち めい らいくにつぐ |
指定区分 | 国指定文化財 工芸品 |
指定年月日 | 昭和6(1931)年 1月 19日 |
所在地(市町村) | 上山市矢来4-6-8 |
所有者(実施団体名) | (公財)蟹仙洞 |
概要 (活動状況等) |
鎬造(しのぎづくり)、庵棟(いおりむね)、反り高く、中鋒(ちゅうぎっさき)である。鍛(きたえ)は板目、やや肌立ち、地沸(じにえ)ついている。刃文は互の目調の小乱れ、匂い深く沸つき、砂流しが僅かにかかっている。帽子は焼詰めである。 茎(なかご)は生ぶ、先は栗尻、鑢目(やすりめ)は勝手下り、目釘穴は1つである。 国次には太刀・短刀・小脇差があるが、太刀の遺例は少ない。太刀・短刀とも身幅広めのものが多く、この手のものは大肌となる。 銘は太刀の方が小銘、短刀が大銘と逆になっている。 本刀は、大振りの堂々とした生ぶの太刀で、来国次の一作風を示した優品である。 鎌倉末期 (長さ82.0cm、反り2.5cm) |
問い合わせ先 |
(公財)蟹仙洞 公開の有無:無 Tel: 023-672-0155 |
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