太刀 銘 備前国長船兼光 延文元年十二月 日 (たち めい びぜんのくにおさふねかねみつ えんぶんがんねんじゅうにがつ ひ)

名称(事業名) | 太刀 銘 備前国長船兼光 延文元年十二月 日 |
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ふりがな | たち めい びぜんのくにおさふねかねみつ えんぶんがんねんじゅうにがつ ひ |
指定区分 | 国指定文化財 工芸品 |
指定年月日 | 昭和27(1952)年 3月 29日 |
所在地(市町村) | 上山市矢来4-6-8 |
所有者(実施団体名) | (公財)蟹仙洞 |
概要 (活動状況等) |
鎬造(しのぎづくり)、庵棟(いおりむね)、反りやや浅く、中鋒(ちゅうぎっさき)延びている。鍛(きたえ)は小板目つみ、地沸(じにえ)つき、地景が入り、乱れ映り立っている。刃文は湾(のた)れに互の目交じり、匂口締りごころに小沸ついている。帽子は乱込み、表は尖りごころ、裏は小丸となって、やや長く返っている。 彫物は、表に二筋樋・梵字・八幡大菩薩の文字、裏に二筋樋・梵字・三鈷剣を重ねて彫っている。茎(なかご)は先を切りつめ、鑢目(やすりめ)は勝手下り、目釘穴は2つある。 姿は身幅が広く、鋒が延び、刃文は湾(のた)れに 互の目を交えるなど、兼光の作風をよく示したもので、出来も優れている。 南北朝時代 (長さ68.1cm、反り1.9cm) |
問い合わせ先 |
(財)蟹仙洞 公開の有無:無 Tel:023-672-0155 |
地図 |