浅葱地花葉文緞子胴服 (あさぎじかようもんどんすどうふく)

名称(事業名) | 浅葱地花葉文緞子胴服 |
---|---|
ふりがな | あさぎじかようもんどんすどうふく |
指定区分 | 国指定文化財 工芸品 |
指定年月日 | 平成2(1990)年 6月 29日 |
所在地(市町村) | 米沢市丸の内1-4-13 |
所有者(実施団体名) | 上杉神社 |
概要 (活動状況等) |
上杉景勝の重臣で、一時、米沢六万石の城主でもあった、直江兼続の所用と伝えられている。上杉家伝来の数ある胴服の中で、謙信・景勝以外のものは、これ一領のみである。 用布は、ヨーロッパ風の花文を地紋とした薄浅葱の緞子(どんす)で、西洋からの舶載品といわれている。緞子の組織は地が経(たて)の5枚繻子(じゅす)、裏組織の緯(ぬき)は5枚繻子で、文様が織り出されている。 袷(あわせ)仕立てで、裏地には金茶色の鮮やかな練緯が用いられている。 形は江戸初期から流行した羽織に近い。衽(おくみ)なしで、襟が前身頃の裾までついており、他の胴服が、小袖に共通する特長を持っていたのと比べれば、一見して、その違いがわかる。 |
問い合わせ先 |
上杉神社 期間限定での公開 公開の有無:有 Tel: 0238-22-3189 |
地図 |