紙本墨書綜芸種智院式 附 輪羯磨蒔絵筥一合 (しほんぼくしょしゅげいしゅちいんしき つけたり りんかつままきえばこいちごう)

名称(事業名) | 紙本墨書綜芸種智院式 附 輪羯磨蒔絵筥一合 |
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ふりがな | しほんぼくしょしゅげいしゅちいんしき つけたり りんかつままきえばこいちごう |
指定区分 | 国指定文化財 古文書 |
指定年月日 | 大正4(1915)年 3月 26日 |
所在地(市町村) | 米沢市丸の内1-4-13 |
所有者(実施団体名) | 上杉神社 |
概要 (活動状況等) |
弘法大師として知られる名僧空海が、庶民のための学校として、京に創立した綜芸種智院の設立趣意書である。空海の学校教育論と称すべきもので、序文と招師章から成り、1巻139行の漢文で記されている。 本書は三筆の1人である空海55歳の時のもので、文末に「天長五年(828年)十二月十五日大僧都空海記」と記されている。 はじめ鎌倉の極楽寺に所有されていたが、天正年間(1573~92年)に、僧政遍が高野山無量光院に納めた。上杉家は無量光院の大壇那であったことから、のち同院の清胤(せいいん)和尚から上杉景勝に贈られた。 巻物を納めている外筥(そとばこ)は、黒塗りに八剣輪宝(輪羯磨 りんかつま)の見事な蒔絵筥で、鎌倉時代の作と伝えられている。 |
問い合わせ先 |
上杉神社 期間限定での公開 公開の有無:有 Tel: 0238-22-3189 |
地図 |