銅鏡(羽黒山御手洗池出土) (どうきょう(はぐろさんみたらいいけしゅつど))

名称(事業名) | 銅鏡(羽黒山御手洗池出土) |
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ふりがな | どうきょう(はぐろさんみたらいいけしゅつど) |
指定区分 | 国指定文化財 考古資料 |
指定年月日 | 昭和12(1937)年 7月 29日 |
所在地(市町村) | 鶴岡市羽黒町手向字手向33 |
所有者(実施団体名) | 出羽三山歴史博物館 |
概要 (活動状況等) |
羽黒山の山頂(標高419m)、三神合祭殿社前の御手洗池(鏡ヶ池)で出土した古鏡である。 鏡の種類は、和鏡が8割強で、儀鏡・湖州鏡式鏡・唐式鏡がある。和鏡の形状は大半が直径10\x87p前後の円鏡で、わずかに方・長方鏡があり、鏡背文様は双鳥文と植物文を組み合わせた自然風物が多い。湖州鏡式鏡は方・長方鏡で、銘文が刻まれ蝶・蜻蛉・飛雲が描かれている。唐式鏡は八稜鏡か五稜鏡で、瑞花文や瑞花双鳥文の主文様を対称的な位置に配置している。儀鏡は鏡に似せた模造の粗製品である。京都付近の製作とみられている。 池に鏡を投入する信仰と習俗を池中納鏡というが、羽黒の場合は「いけのみたま」とされて、神霊の宿る池を御神とした水霊崇拝といえる。 |
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開館日のみ公開 公開の有無:有 ホームページ:銅鏡(羽黒山御手洗池出土) |
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