【国宝】土偶 附 土偶残欠 山形県西ノ前遺跡出土 (どぐう つけたり どぐうざんけつ やまがたけんにしのまえいせきしゅつど)

名称(事業名) | 【国宝】土偶 附 土偶残欠 山形県西ノ前遺跡出土 |
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ふりがな | どぐう つけたり どぐうざんけつ やまがたけんにしのまえいせきしゅつど |
指定区分 | 国指定文化財 考古資料 |
指定年月日 | 平成24(2012)年 9月 6日 |
所在地(市町村) | 山形市霞城町1-8 |
所有者(実施団体名) | 県立博物館保管 |
概要 (活動状況等) |
西ノ前遺跡は、舟形町の小国川左岸の河岸段丘上に位置し、縄文時代中期の集落跡である。土偶は平成4年(1992年)の発掘調査の時に出土した。大形の土偶は、高さ45cm、肩幅16.8cm、腹部厚8.4cmを測り、安定感のある立像土偶である。頭部は扁平で扇形に作られ、後頭部と顔面は内湾している。顔面表現は省略され、頭髪部に小さな孔が4個見られる。肩は左右に張り出し、乳房はW字形で中央部が垂れ下がるように作っている。腰の部分は大きく屈曲し、肩から尻の部分にかけて逆くの字に仕上げてある。脚は角状の柱を寄せ合わせるように腰に接合されている。表裏ともに太く浅い沈線で斜線状の文様を描いている。縄文時代の多くの土偶中、最大の高さを誇り、完成された様式美を備えた優品である。 |
問い合わせ先 |
県立博物館にて平成25年度より常設展示 公開の有無:有 ホームページ:【国宝】土偶 附 土偶残欠 山形県西ノ前遺跡出土 Tel:023-645-1111 |
地図 |