庄内の仕事着コレクション (しょうないのしごとぎこれくしょん)

名称(事業名) | 庄内の仕事着コレクション |
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ふりがな | しょうないのしごとぎこれくしょん |
指定区分 | 国指定文化財 有形民俗文化財 |
指定年月日 | 昭和41(1966)年 6月 11日 |
所在地(市町村) | 鶴岡市家中新町10-18 |
所有者(実施団体名) | (公財)致道博物館 |
概要 (活動状況等) |
北国では木綿の普及が遅く、麻を主体とした衣生活が続いていた。麻は栽培から糸に撚り織りあげるまで自家で行われ、苧屑(おかす)も防寒のために利用された。また山野に自生する藤、しな、いらくさ、ぜんまいなどの繊維も衣料としてよく用いられた。 丈夫で、保温によく、柔らかで、加工にも便利な木綿が普及するのは、江戸時代前期頃からで、関西方面から海路移入され、ことに安価な古着の需要が多かった。これら古着を木綿糸でサシコにして補修補強したり、細かく裂いて「サキオリ」(写真左)にして再活用した。木綿が手軽に入手できるようになっても、サシコやサキオリは庄内の農村に戦前まで伝えられた。 庄内地方の農山漁村の仕事着「長・短衣」68点、「袖なし」49点、「山袴」9点からなり、指定総数は126点である。 |
問い合わせ先 |
公開の有無:無 ホームページ:庄内の仕事着コレクション |
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