黒川能 (くろかわのう)

名称(事業名) | 黒川能 |
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ふりがな | くろかわのう |
指定区分 | 国指定文化財 無形民俗文化財 |
指定年月日 | 昭和51(1976)年 5月 4日 |
所在地(市町村) | 鶴岡市黒川 |
所有者(実施団体名) | (公財)黒川能保存会 |
概要 (活動状況等) |
鶴岡市黒川に鎮座する春日神社の氏子達によって伝えられている神事能である。 黒川能は、能楽が大成された以後のものであるが、演能に先立って行われる「大地踏」、「式三番」等は能成立以前の芸能であり、能自体もその様式・謡の節・舞の型等、いずれも独自のもので、芸能史の上から、きわめて注目すべきものといえる。 起源は、面や衣装等の遺品から、室町中期頃に、この地に根を下したことを物語っている。また、黒川能に対して領主の厚い庇護もあった。 現在も、上座、下座の両座合わせて530番という驚くべき番組と、20数番の狂言を伝えており、2月1・2日の春日神社の王祇祭に最も本格的な演能を見せている。両座の仮設舞台で夜を徹して行われ、翌朝からは神社の舞台で奉納している。 |
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公開の有無:有 |
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