杉沢比山 (すぎさわひやま)

名称(事業名) | 杉沢比山 |
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ふりがな | すぎさわひやま |
指定区分 | 国指定文化財 無形民俗文化財 |
指定年月日 | 昭和53(1978)年 5月 22日 |
所在地(市町村) | 遊佐町杉沢 |
所有者(実施団体名) | 杉沢比山保存会 |
概要 (活動状況等) |
杉沢は鳥海山入峯修行の二之宿にあたり、修験が活動してきた集落であった。比山番楽の起源は修験達によって創始された番楽で、鎌倉期に発生したといわれている。その後、明治の神仏分離の世になると、地域住民達(他所の者は入れない)によって伝承されている。 この番楽は修験達によって演じられてきた神楽で、能楽が大成する以前のいろいろな芸能の要素を含んでいる。かつて24曲あったが、現在は14曲を伝えている。毎年旧盆の8月6日を「仕組」、15日の「本舞」、20日を「神送り」と3夜にわたって奉納されている。 舞台は拝殿前向かって右側の仮設舞台(垂幕で楽屋と仕切っただけ)で、夜遅くまで笛、太鼓、銅拍子、小太鼓等の囃子の音で、舞手は、ほとんど無言で謡に合わせて踊っている。 |
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公開の有無:有 |
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