嶋遺跡 (しまいせき)

名称(事業名) | 嶋遺跡 |
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ふりがな | しまいせき |
指定区分 | 国指定文化財 史跡 |
指定年月日 | 昭和41(1966)年 12月 19日 |
所在地(市町村) | 山形市嶋北二丁目3番1 |
所有者(実施団体名) | 山形市 |
概要 (活動状況等) |
山形市街の西4km、馬見ヶ崎川の扇端部の低湿地に位置する。時期は古墳時代後期の集落跡で、6世紀末から7世紀前半である。 打込み式による住居跡1棟、東西2間×南北3間の高床式倉庫跡などが発掘されたが、周辺に数棟の建物跡が確認されている。倉庫からは鼠(ねずみ)返しや梯子も発見された。また、その辺りから、多数の炭化した籾も見つかった。 木製の農耕具である鍬(くわ)・鋤(すき)・杵・槌(つち)・大足等の他に、乗馬用の鞍橋の1部、弓や矢、竹製竪櫛(たてくし)等も発見されている。モモ・クリ・アサ・マクワウリ・ヒョウタン・スモモ・トチ・ヒメグルミ等の種子も出土した。古墳時代前期からの土師器(はじき)が多量に発掘されているが、中には東海地方から搬入された6世紀代の須恵器も少量出土している。 平成28年3月1日(追加指定) |
問い合わせ先 |
山形市教育委員会社会教育課 公開の有無:有 Tel:023-641-1212(内線626、627) |
地図 |