堂の前遺跡 (どうのまえいせき)

名称(事業名) | 堂の前遺跡 |
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ふりがな | どうのまえいせき |
指定区分 | 国指定文化財 史跡 |
指定年月日 | 昭和54(1979)年 10月 23日 |
所在地(市町村) | 酒田市法連寺字堂の前5-2ほか |
所有者(実施団体名) | 酒田市 |
概要 (活動状況等) |
酒田駅の北東約8kmの荒瀬川左岸、標高約15mの水田中にある。酒田市城輪柵跡の東1.5kmにあたる。遺跡は東西240m、南北265mの溝で、4辺が囲まれ、南辺中央に門が検出されている。その内部からは堀立柱建物・礎石建物・井戸・矢板列・溝・土壙等の遺構群が発見された。堀立柱は直径30~50cmの巨大な丸柱で、大形の建物が存在したことを証明するものである。中門の八脚門跡も出土している。遺跡中央部からは筏地形(いかだちぎょう)による建物の基壇が検出された。出土品は須恵器・土師器(はじき)・赤焼土器・陶磁器等の他、呪術用の木簡等がある。また、革帯用の石帯、鉄滓(てつくず)やフイゴの羽口もある。 |
問い合わせ先 |
公開の有無:有 ホームページ:堂の前遺跡 |
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