一の沢洞窟 (いちのさわどうくつ)

名称(事業名) | 一の沢洞窟 |
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ふりがな | いちのさわどうくつ |
指定区分 | 国指定文化財 史跡 |
指定年月日 | 昭和55(1980)年 9月 11日 |
所在地(市町村) | 高畠町大字安久津壱の沢3285-16ほか |
所有者(実施団体名) | 高畠財産区(高畠町) |
概要 (活動状況等) |
高畠町の北部、屋代川の一支流である蛭(びる)沢川の最奥部、標高400mの一の沢に位置する。 一の沢は第三紀中新世の凝灰岩からなる谷沢で西に流れ、その右岸の南斜面中腹に巨岩が3ヵ所露頭している。 その中で、最も低い位置にある巨岩の下に8m四方の緩斜面があり、ここから大量の土器・石器等が出土している。これを第Ⅰ洞窟とし、それに隣接する2ヵ所の洞窟をそれぞれ東へ、第Ⅱ、第Ⅲ洞窟と区別しているが、全体で一の沢洞窟遺跡と呼ばれている。現在、谷底との比高は約40mである。 出土した遺物から、縄文時代草創期に属する隆起線文系土器様式と多縄文系土器様式が層位的に確認され、その変遷過程が初めて確認された、学術的にも貴重な洞窟遺跡である。 |
問い合わせ先 |
公開の有無:有 ホームページ:一の沢洞窟 |
地図 |