古志田東遺跡 (ふるしだひがしいせき)

名称(事業名) | 古志田東遺跡 |
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ふりがな | ふるしだひがしいせき |
指定区分 | 国指定文化財 史跡 |
指定年月日 | 平成12(2000)年 9月 6日 |
所在地(市町村) | 米沢市林泉寺三丁目-374-34ほか |
所有者(実施団体名) | 米沢市 |
概要 (活動状況等) |
この遺跡は米沢市街南部、林泉寺の南側沖積地に位置する。平安時代中期以前の地域の豪族層の居館跡と考えられている。 主な遺構は、中心部に桁行11間、梁間5間、北を除く3面廂、床面積320平方mの母屋があり、その北と西側に3棟、東と南側に3棟の建物が配置されている。これらの建物群の西から北にかけて幅10m内外の小河川が巡っている。母屋の北西部には船着場が設けられ、多量の須恵器・土師器(はじき)・木製品・木簡・鉄製品等が出土し、その中に桧扇(ひおうぎ)・独楽(こま)・物差し・弓・黒漆塗り鐙(あぶみ)・鍬等があった。木簡は28点確かめられており、「船津運十人」「狄帯建一斛」等や多数の人々を使役したことを示すものがあった。律令制解体期における豪族層と在地社会の様相を示す貴重な遺跡である。 |
問い合わせ先 |
公開の有無:有 ホームページ:古志田東遺跡 |
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