玉川寺庭園 (ぎょくせんじていえん)

名称(事業名) | 玉川寺庭園 |
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ふりがな | ぎょくせんじていえん |
指定区分 | 国指定文化財 名勝 |
指定年月日 | 昭和62(1987)年 8月 1日 |
所在地(市町村) | 鶴岡市羽黒町玉川字玉川35の内ほか |
所有者(実施団体名) | 玉川寺 |
概要 (活動状況等) |
羽黒山西南麓の笹川扇状地、玉川の国見山玉川寺にある蓬莱型庭園である。平安初期の草創という玉川寺は、鎌倉時代に曹洞宗の開祖道元の弟子了然法明が開山したと伝えられている。享徳4年(1455年)、武藤氏の請により南栄謙宗禅師が同寺を再興した折庭園を作庭、その後正保5年(1648年)に羽黒別当天宥が修築、幾度かの改修を経て江戸後期に完成したとされる。 庭園は本堂・庫裏(くり)の東側にあり、山裾までの東西約30m、南北約60mの広さである。園池は山を背にして、小丘を築き、瓢箪池等5つの池を3つの中島で繋ぎ、大小の立石と石燈が配置されている。植栽はイチイを中心に、ツツジ・カエデ・枝垂ザクラ等、地方色豊かである。 本園は随所に工夫を凝らした配慮があり、豊かな自然美と調和した庭景となっている。 |
問い合わせ先 |
公開の有無:有 ホームページ:玉川寺庭園 |
地図 |