飛島ウミネコ繁殖地 (とびしまうみねこはんしょくち)

名称(事業名) | 飛島ウミネコ繁殖地 |
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ふりがな | とびしまうみねこはんしょくち |
指定区分 | 国指定文化財 天然記念物 |
指定年月日 | 昭和13(1938)年 12月 14日 |
所在地(市町村) | 酒田市飛島字勝浦乙 |
所有者(実施団体名) | (酒田市) |
概要 (活動状況等) |
飛島本島の西方1.6kmの御積島(おしゃくじま)は、オオウシノケグサ等が密生しており、ウミネコの主な繁殖地となっている。この他、飛島港東南部の館岩・百合島や、烏帽子群島の盲島・西ノ島にも営巣がみられる。 ウミネコは、日本周辺のみにみられるカモメの仲間で、青森県蕪島・宮城県江島列島等数少ない場所のみで繁殖する。 飛島には、11月から2月にかけて飛来、5月中旬から産卵が始まり、6月上旬にふ化がみられる。7月上旬にはほとんどの幼鳥は巣立ち、8月には島を離れる。 飛島への飛来数は、かつては1万羽余りといわれたが、戦時中に激減した。しかし、昭和30年(1955年)頃は5千羽、現在は飛島本島でも繁殖するようになり、1万5千羽以上は飛来するようである(平成9年調査)。 |
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公開の有無:有 |
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