宝篋印塔 (ほうきょういんとう)

名称(事業名) | 宝篋印塔 |
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ふりがな | ほうきょういんとう |
指定区分 | 県指定文化財 建造物 |
指定年月日 | 昭和28(1953)年 2月 20日 |
所在地(市町村) | 鶴岡市加茂251 |
所有者(実施団体名) | 極楽寺 |
概要 (活動状況等) |
加茂港東南の極楽寺境内裏山で、昭和12年(1937年)の土取り工事により出土した3基で、いずれも花崗岩製である。 宝篋印塔の完全な1基は、総高1.05㍍と小振りである。段形や反花座(かえりはなざ)の基礎の上に、種字(しゅじ)を刻んだ塔身を安置し、4隅に馬耳状の隅飾(すみかざり)突起の直立する笠を載せ、相輪(そうりん)を立てている。側面1区の格狭間(こうざま)の中には、3茎の蓮華文が刻まれている。 宝篋印塔は鎌倉から室町時代と推定されている。製作技法には、近江など関西で隆盛した様式がうかがわれ、加茂港の海運史の時期と、交流を語る石造文化財である。 |
問い合わせ先 |
極楽寺 公開の有無:有 Tel:0235-75-2219 |
地図 |