石行寺観音堂 (しゃくぎょうじかんのんどう)

名称(事業名) | 石行寺観音堂 |
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ふりがな | しゃくぎょうじかんのんどう |
指定区分 | 県指定文化財 建造物 |
指定年月日 | 昭和58(1983)年 8月 12日 |
所在地(市町村) | 山形市岩波115 |
所有者(実施団体名) | 石行寺 |
概要 (活動状況等) |
石行寺の沿革については、不明のところが多いが、奈良時代に行基の草創にかかるとの伝えがある。最上三十三観音の第七番札所として、古くから人々の信仰を集めてきた。 観音堂は方三間の建築で、桁行8.49㍍、梁行8.49㍍、屋根は宝形造の茅屋根形銅板葺(もと茅葺)で、四方に縁を巡らしている。 軸部は、円柱に頭貫・内法長押・切目長押・板壁の制で舟肘木を用い、軸は一軒の半繋垂木で、正面の中央間に桟唐戸(さんからど)を吊り、その左右の間は蔀(しとみ)である。 観音堂の創建については、明らかではないが、棟札・絵馬銘・墨書などから推して、室町時代末期頃の建築と考えられる。素朴ながら、中世時代の密教寺院堂様式を、今に伝える貴重な遺構である。 |
問い合わせ先 |
石行寺 公開の有無:有 Tel:023-641-6514 |
地図 |