大日坊仁王門 (だいにちぼうにおうもん)

名称(事業名) | 大日坊仁王門 |
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ふりがな | だいにちぼうにおうもん |
指定区分 | 県指定文化財 建造物 |
指定年月日 | 平成7(1995)年 12月 8日 |
所在地(市町村) | 鶴岡市大網字入道11 |
所有者(実施団体名) | 湯殿山総本寺大網大日坊 |
概要 (活動状況等) |
3間1戸、八脚門で、屋根は入母屋造茅葺である。柱は円柱で、上部に粽(ちまき)を有し、現在、コンクリートの基礎に建っているが、下部は一部根継ぎされ、欠損している。円柱に台輪・頭貫・内法長押・腰貫、地覆で板壁である。左右の間は三方腰から上に格子を嵌め、腰から下には錫杖(しゃくじょう)柵を巡らし、内に仁王を安置する。また風神・雷神の2体を祭っている。 寺伝によると、天長2年(825年)弘法大師の草創で、渡海上人が開基である。明治2年(1869年)、排仏毀釈に遭って神山となり、同8年(1875年)火災に遭ったが、山門・仁王門のみ難を免れた。昭和11年(1936年)地すべりのため大日堂は倒壊、境内は移転することになり、本堂・庫裡・山門・仁王門・開山堂・鐘楼等は移築し、大日堂は破却され、遺構は仁王門のみとなった。 |
問い合わせ先 |
湯殿山総本寺大網大日坊 公開の有無:有 ホームページ:大日坊仁王門 Tel:0235-54-6301 |
地図 |