旧吉田家住宅 (きゅうよしだけじゅうたく)

名称(事業名) | 旧吉田家住宅 |
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ふりがな | きゅうよしだけじゅうたく |
指定区分 | 県指定文化財 建造物 |
指定年月日 | 平成12(2000)年 10月 31日 |
所在地(市町村) | 山辺町大字畑谷字前田17 |
所有者(実施団体名) | 山辺町 |
概要 (活動状況等) |
桁行18.9㍍、梁間8.1㍍、木造平屋建、寄棟造で、茅葺である。 吉田家は宝永7年(1710年)以来、何回かの幕府巡検使の常宿として、昼食を摂り、休憩に使用された由緒ある屋敷である。当時すでに上座敷・下座敷からなる客座敷を備えた、大規模の上層農家であった。 宝永7年(1710年)5月、巡検使一行を迎えるため、山形城主堀田正虎は、畑谷で接待に当たる作兵衛・作蔵・助右衛門の3軒の家の改修を命じ、大工・木挽25人、左官3人等が、工事に当たった。改修以前の時期を考えても、建築されて以来、約300年は経過している。 当時のこの地における上層民家の姿を、依然留めている点で、平面形状的・架構的にも貴重で、住宅建築史上・民家建築史上においても、重要な遺構と考えられている。 |
問い合わせ先 |
山辺町教育委員会 見学の際、事前連絡必要 公開の有無:無 Tel:023-667-1115 |
地図 |