紙本淡彩鼬図 伝円山応挙筆 (しほんたんさいいたちず でんまるやまおうきょひつ)

名称(事業名) | 紙本淡彩鼬図 伝円山応挙筆 |
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ふりがな | しほんたんさいいたちず でんまるやまおうきょひつ |
指定区分 | 県指定文化財 絵画 |
指定年月日 | 昭和28(1953)年 8月 31日 |
所在地(市町村) | 酒田市御成町7-7 |
所有者(実施団体名) | (公財)本間美術館 |
概要 (活動状況等) |
絵は画面いっぱいに、等身よりやや大きく鼬の全身側面画と、その下の余白に頭部を正面・側面・下方など、さまざまな角度から写した五図が描かれている。 輪郭線を用いず、細かい筆で、秀逸な毛描のみによって表現した鼬の全身は、鼬の体毛の柔らかさ、体のしなやかさを捉え、さらに表情の違いの描きわけもみごとで、応挙の卓越した描写力を伝えてくれる。 ただし、無駄のない完成画としての仕上がりを示す本図は、実際の観察と写生をもとに清書した作品と考えられる。明和末から安永元年(1772年)の筆になる。 無落款ではあるが、画中の「鼬」の墨書が、応挙の自筆と認められている。 縦21.8㎝、横59.1㎝ |
問い合わせ先 |
期間限定での公開 公開の有無:有 ホームページ:紙本淡彩鼬図 伝円山応挙筆 Tel:0234-24-4311 |
地図 |