絹本墨画十六羅漢図 無款 (けんぽんぼくがじゅうろくらかんず むかん)

名称(事業名) | 絹本墨画十六羅漢図 無款 |
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ふりがな | けんぽんぼくがじゅうろくらかんず むかん |
指定区分 | 県指定文化財 絵画 |
指定年月日 | 昭和31(1956)年 5月 11日 |
所在地(市町村) | 酒田市相生町 |
所有者(実施団体名) | 個人 |
概要 (活動状況等) |
十六羅漢図」は、もともと16幅あったものであろうが、現在は11幅である。この羅漢図は朝鮮画で、李朝初期か、少し下った時代であろうといわれてきた作品である。 この羅漢画には筆著の款名がなく、木筆と毛筆を併用した画は、中国や日本にも見ることができない。この羅漢が乗っている獅子は迫力があり、朝鮮人のリアリズムに基づくものが感じられる。 羅漢の乗った獅子の大きく開いた眼光と恐ろしい表情が現れ、そして力強く描きあげた立髪は、炎のように生々しく、質感は朝鮮の?毛画の伝続を継承している。 画面全体は緊張感を漂わせ、一種の怪気が見られる。 各縦90.8cm、横40.3㎝ |
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公開の有無:有 |
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