絹本著色釈迦出山之図 郷目貞繁筆 (けんぽんちゃくしょくしゃかしゅつざんのず ごうのめさだしげひつ)

名称(事業名) | 絹本著色釈迦出山之図 郷目貞繁筆 |
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ふりがな | けんぽんちゃくしょくしゃかしゅつざんのず ごうのめさだしげひつ |
指定区分 | 県指定文化財 絵画 |
指定年月日 | 昭和31(1956)年 11月 24日 |
所在地(市町村) | 天童市大字山口 |
所有者(実施団体名) | 個人 |
概要 (活動状況等) |
3幅対の内、中幅の釈迦出山図は、苦行の釈迦ともいわれ、墨の一色で描かれ、左右の花鳥画は、逆に濃彩色で、対照的である。 3幅の画の下方に「大江末葉、郷目貞繁筆印」と落款・印章がある。別に保存されていた古い表装の巻止め紙片に、次の銘文がある。 奉寄進寒河江之道場七代橋間伯耆守法名明屋禅門于時天文六年丁酉四月吉日寒河江の武将橋間伯耆守が、天文6年(1537年)4月に、同地の道場本願寺に寄進したものであることが判る。 本図の如く大幅の絹地(三枚継ぎ)に、宋元の院体画風で濃彩な花鳥画を描いた軸は、極めて珍しいものであり、この三幅対は、彼の最高傑作の画と推賞出来る。 各幅共縦178.0㎝、横92.0㎝ |
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公開の有無:無 |