紙本淡彩岳陽楼閣図 池大雅筆 襖貼付 (しほんたんさいがくようろうかくず いけのたいがひつ ふすまちょうふ)

名称(事業名) | 紙本淡彩岳陽楼閣図 池大雅筆 襖貼付 |
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ふりがな | しほんたんさいがくようろうかくず いけのたいがひつ ふすまちょうふ |
指定区分 | 県指定文化財 絵画 |
指定年月日 | 昭和32(1957)年 8月 16日 |
所在地(市町村) | 鶴岡市播磨丁 |
所有者(実施団体名) | 個人 |
概要 (活動状況等) |
中国の有名な洞庭湖に臨む、「岳陽楼」を描いた図である。 「岳陽楼」について、北宋の詩人范仲庵の「岳陽楼記」という名文がある。池大雅は、おそらくこれを読んで、その文中にある「淡淡湯湯、横無際涯、朝暉夕陰、気象万千、此則岳陽楼之大勸也」(淡淡湯湯、横たわって際涯無し。朝暉夕陰。気象万千。此れ則ち岳陽楼の大観なり)の意を、画にしたものであろう。 豪壮な楼閣、その前に広がる浩渺とした洞庭湖を、大きな襖四枚に存分に、且つ大胆に描いている。「霞樵」の落款があり、大雅の中年ころの作といわれている。 各 縦163.7cm、横91.1cm |
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公開の有無:有 |