絹本著色善導大師像 伝李伯時筆 曇省賛 (けんぽんちゃくしょくぜんどうたいしぞう でんりはくじひつ どんしょうさん)

名称(事業名) | 絹本著色善導大師像 伝李伯時筆 曇省賛 |
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ふりがな | けんぽんちゃくしょくぜんどうたいしぞう でんりはくじひつ どんしょうさん |
指定区分 | 県指定文化財 絵画 |
指定年月日 | 昭和34(1959)年 4月 11日 |
所在地(市町村) | 酒田市御成町7-7 |
所有者(実施団体名) | (公財)本間美術館 |
概要 (活動状況等) |
本画は中国・唐代の浄土教の大成者、善導(613~618年)の肖像である。 善導の面貌は気品があり、肉線や衣紋線は暢達な中に力強く、筆者が優れた技量の持ち主であることを示している。衣には金彩が施される。頭部の背後には円光が描かれるが、阿弥陀の化身としての善導を表わすためと解される。画面上部の色紙形には、南末の紹興31年(1166年)比丘曇省の賛が記されているが、本画が南宋の作とは考えられず、京都・知恩寺の善導像にも同じ賛の書写があることから、南宋本をもとに日本で製作されたとみられる。 先例も少なくない善導像の中にあって、本画は類型化を免れた優秀な画像で、若々しい善導が忘れがたい作品である。 鎌倉~室町時代縦102.5㎝、横38.2㎝ |
問い合わせ先 |
期間限定での公開 公開の有無:有 ホームページ:絹本著色善導大師像 伝李伯時筆 曇省賛 Tel:0234-24-4311 |
地図 |