紙本墨画達磨図 無款 (しほんぼくがだるまず むかん)

名称(事業名) | 紙本墨画達磨図 無款 |
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ふりがな | しほんぼくがだるまず むかん |
指定区分 | 県指定文化財 絵画 |
指定年月日 | 昭和34(1959)年 4月 11日 |
所在地(市町村) | 天童市一日町1-4-1 |
所有者(実施団体名) | (公財)出羽桜美術館 |
概要 (活動状況等) |
達磨は、中国禅宗の始祖として尊崇される。南印度のバラモンの出身(ペルシア人とも)とされ、北魏代に中国に入り、南朝の梁時代の活躍が伝えられる。 達磨図は、祖師像としての肖像画と、逸話や行跡に因んだ芦葉達磨図・隻履達磨図など がある。盛んになったのは、禅の隆盛を見る宋代以降で、日本には鎌倉時代に伝えられた。 室町時代までは堂々とした体躯で、謹厳な姿に描かれたものが多い。 本画は筆者不明であるが、室町時代のものと推定されている。面壁九年の説話が作りだ した、達磨の求道者としてのイメージをいかんなく表わし、禅気をはらんだ気品の高い達 磨像である。筆墨の濃淡の使い、筆勢の鋭さと重厚さがあり、また陰影にも注意したい。 伝えによると、郷目貞繁が手本として京より持参したものという。 縦66.0㎝、横29.0㎝ |
問い合わせ先 |
公益財団法人出羽桜美術館 期間限定での公開 公開の有無:有 ホームページ:紙本墨画達磨図 無款 Tel:023-654-5050 |
地図 |