絹本著色忠孝図 冷泉為恭筆 (けんぽんちゃくしょくちゅうこうず れいぜいためちかひつ)

名称(事業名) | 絹本著色忠孝図 冷泉為恭筆 |
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ふりがな | けんぽんちゃくしょくちゅうこうず れいぜいためちかひつ |
指定区分 | 県指定文化財 絵画 |
指定年月日 | 昭和34(1959)年 4月 11日 |
所在地(市町村) | 大石田町大字大石田丙 |
所有者(実施団体名) | 個人 |
概要 (活動状況等) |
大和絵の手法で、冷泉為恭が緻密鮮麗に描いている。楠正成・正行父子の、湊川の別れの図を「忠」とし、平重盛が父清盛に諫言する図を「孝」とした、双幅ものである。屋内 描写は、吹抜け屋台の古法を用いず、あくまで写生的な描き方に、幕末の復古大和絵派の特徴があらわれている。 各図上の「精忠」「純孝」の横二字の題字は、水戸烈公(徳川斉昭)自筆の隷書で、左右の下方に、それぞれ「御子左藤原為恭図之」と、落款・印章がある。 藤田東湖が長岡監物にあてた書翰が添えてあり、烈公の題宇の由来などが記されている。 各縦147.5㎝、横50.5㎝ |
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公開の有無:有 |
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