絹本淡彩 東都佃島住よし図、京都嵐山図 浪花住吉月出見の浜図 安藤広重筆 (けんぽんたんさい とうとつくだじますみよしず、きょうとあらしやまず なにわすみよしつきでみのはまず あんどうひろしげひつ)

名称(事業名) | 絹本淡彩 東都佃島住よし図、京都嵐山図 浪花住吉月出見の浜図 安藤広重筆 |
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ふりがな | けんぽんたんさい とうとつくだじますみよしず、きょうとあらしやまず なにわすみよしつきでみのはまず あんどうひろしげひつ |
指定区分 | 県指定文化財 絵画 |
指定年月日 | 昭和34(1959)年 12月 4日 |
所在地(市町村) | 山形市七日町1-4-12 |
所有者(実施団体名) | 慈光明院 |
概要 (活動状況等) |
風景錦絵の作家として名高い歌川(安藤)広重が、江戸・京都・大坂の名勝を、雪・月・花に見立てた三幅対の肉筆画である。右幅は江戸佃島住吉の雪景、中幅は京都嵐山の桜花風景、左幅は大坂住吉浜の月出風景を描いている。 各幅に、金泥で画題を書き、「立斎」の落款を墨書し、左右両幅に「廣重」の朱文方印が中幅に「墨林樵者」の白文方印の押印がある。 広重が天童藩との関わりで描いた肉筆の画を、一般に「天童広重」と呼んでいる。 これは、天童藩が慢性的な財政難を立て直すために、御用金を十ヵ年賦で提供した町方・在方の有力者に褒美として与えたもので、この風景画も、慶応2年(1866年)に、藩主より御典医大石洪哉が拝領したものである。 各幅共縦92.0㎝、横28.9㎝ |
問い合わせ先 |
慈光明院 期間限定での公開 見学の際、事前連絡必要 公開の有無:有 Tel:023-622-2228 |
地図 |