紙本淡彩俳画巻 渡辺崋山筆 (しほんたんさいはいがかん わたなべかざんひつ)

名称(事業名) | 紙本淡彩俳画巻 渡辺崋山筆 |
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ふりがな | しほんたんさいはいがかん わたなべかざんひつ |
指定区分 | 県指定文化財 絵画 |
指定年月日 | 昭和34(1959)年 12月 4日 |
所在地(市町村) | 酒田市日吉町 |
所有者(実施団体名) | 個人 |
概要 (活動状況等) |
本作品は、海防方針を著わした『慎機論』で、蛮社の獄に連座し、自刃して果てた渡辺崋山の作である。 俳画巻は、芭蕉の句18首と、其角・去来・支考・許六の画像、それに、芭蕉の句意を軽妙なる筆遣いで書き上げている。 春なれや名もなき山の朝霞 花のかけうたひににたる旅寝哉 さかづきに泥な落してむら燕 蝶の飛ばかり野中の日かげかな 草の葉を落るより飛ぶほたるかな 行末は誰が肌ふれむ紅の花 珍しや山を出羽のはつ茄子(以下略) 辛巳四月下澣、鑒於鴨屋寓楼 渡辺諧 上の「辛巳」は文政4年(1822年)のことで、崋山28歳の時の作品である。 縦26.9㎝、横675.3㎝ |
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公開の有無:有 |
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