絹本著色長崎外人屋敷 出島 十善寺 図巻 無款 (けんぽんちゃくしょくながさきがいじんやしき でじま じゅうぜんじ ずかん むかん)

名称(事業名) | 絹本著色長崎外人屋敷 出島 十善寺 図巻 無款 |
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ふりがな | けんぽんちゃくしょくながさきがいじんやしき でじま じゅうぜんじ ずかん むかん |
指定区分 | 県指定文化財 絵画 |
指定年月日 | 昭和34(1959)年 12月 4日 |
所在地(市町村) | 大石田町大字大石田丁 |
所有者(実施団体名) | 個人(個人所有のため地図は非表示) |
概要 (活動状況等) |
長崎の外人居留地の生活風俗を、2巻に描いたものである。 出島図には、水門にはじまり、水門検使場、オランダ国旗がひるがえる旗竿、カピタン部屋(オランダ商館長の居宅)・辻番所・花畠(庭園)・花畠涼所(庭園の家)が描かれている。 特にカピタン部屋の2階の1室では、蘭人が楽しげに食事をし、別室では、黒人がチェロやバイオリン・ハープを演奏している。 また、この巻物の至る所に、火食鳥や駝鳥・孔雀や七面鳥などが戯れ、牛や山羊・鹿も描かれ、目をみはるばかりであったと思われる。 一方、元禄2年(1689年)に、幕府は密貿易を防ぐため中国人を全て長崎の十善寺に移した。その光景を描いたのが、十善寺の図巻である。これには唐人部屋・土神堂・ニノ門・小間物店・大門が描かれている。また明楽の演奏や小間物店の商売の様子をも描いている。 各縦40.7㎝横406.0㎝、451.5㎝ |
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公開の有無:無 |