紙本墨画葡萄栗鼠図 宮本武蔵筆 (しほんぼくがぶどうりすず みやもとむさしひつ)

名称(事業名) | 紙本墨画葡萄栗鼠図 宮本武蔵筆 |
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ふりがな | しほんぼくがぶどうりすず みやもとむさしひつ |
指定区分 | 県指定文化財 絵画 |
指定年月日 | 昭和34(1959)年 12月 4日 |
所在地(市町村) | 天童市一日町1-4-1 |
所有者(実施団体名) | (公財)出羽桜美術館 |
概要 (活動状況等) |
本図は細長い画幅の右上に葡萄を配置し、ここから垂れ下がったつるに、一匹の栗鼠がたわむれている様を描いている見事な墨画である。栗鼠の姿は、くるりと向きを変えた、その一瞬の動きを見事に把えたものである。 画幅の下半分は、大きな空白であるが、上部の葡萄、中ほどの栗鼠とのバランスは、まことに絶妙である。下方の右端に、宮本武蔵の2個の印章が押してある。 剣豪宮本武蔵筆と伝えられる遺作は少なくないが、本画はその中でも、伝来の確実な1点とされている。 葡萄と栗鼠を画題とする絵は、中国南宋の院体派の花鳥画から派生した水墨画といわれるが、宮本武蔵のこの絵には、彼独特の禅の心が表れているとして、貴重視されている。 縦126.5㎝、横46.5㎝ |
問い合わせ先 |
公益財団法人出羽桜美術館 期間限定での公開 公開の有無:有 ホームページ:紙本墨画葡萄栗鼠図 宮本武蔵筆 Tel:023-654-5050 |
地図 |