紙本墨画墨竹図 柳里恭筆 (しほんぼくがぼくちくず りゅうりきょうひつ)

名称(事業名) | 紙本墨画墨竹図 柳里恭筆 |
---|---|
ふりがな | しほんぼくがぼくちくず りゅうりきょうひつ |
指定区分 | 県指定文化財 絵画 |
指定年月日 | 昭和37(1962)年 1月 12日 |
所在地(市町村) | 酒田市亀ヶ崎 |
所有者(実施団体名) | 個人 |
概要 (活動状況等) |
淇園の絵は、写実的で濃厚な彩色画や墨竹に代表される。その綿密な彩色画は、中国明 画の流れをくむ、長崎派の英元章(吉田秀雪)の影響によるものとされる。 この墨竹画は、細長い縦幅に雨上りの竹を描いたもので、三竹竿を、墨をたっぷりふく ませみずみずしく、ゆったりとおおらかに描き上げている。図中に「淇園主人里恭」の落款があり、2つの方印と大きな遊印が押されて「画竜点睛」の働きに仕上がっている。 柳沢吉保の家老柳沢保格の次男として生まれ、藩主吉里から「里」の一宇を賜り、里恭と名乗り、淇園は号である。著彩画で知られる里恭の墨竹画の代表的作品であろう。 縦111.5㎝、横27.0㎝ |
問い合わせ先 |
公開の有無:有 |
地図 |