絹本著色魚籃観音花鳥図 章経筆 (けんぽんちゃくしょくぎょらんかんのんかちょうず しょうけいひつ)

名称(事業名) | 絹本著色魚籃観音花鳥図 章経筆 |
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ふりがな | けんぽんちゃくしょくぎょらんかんのんかちょうず しょうけいひつ |
指定区分 | 県指定文化財 絵画 |
指定年月日 | 昭和37(1962)年 1月 12日 |
所在地(市町村) | 酒田市御成町7-7 |
所有者(実施団体名) | (公財)本間美術館 |
概要 (活動状況等) |
中幅は立像の魚籃観音である。左手を肩の高さまで上げ、右手には魚籃を持ち、髪・面相・手足・衣裳など卓越した技量で、清楚で気品ある魚籃観音を描いた傑作画である。 左右両幅は院体画風の花鳥図。右幅は牡丹の下に鴛鴦が泳ぎ、梅の枝には翡翠が止まり、画面下隅に連華草が覘く春景である。左幅は雪持ちした松・竹・椿に、山鵲と鶺鴒と覚しき鳥が配された冬景である。花鳥に濃彩を施した華麗な作品となっている。 両幅とも、中幅とは彩色・筆描を変えて表現している点が、注目される。素晴らしい筆致であり、花鳥画の重要な遺例である。 筆者は、3幅にある落款より章経と知られるが、日本・中国の記録には見当らず、伝不詳の画人である。 15~16世紀縦113.2㎝、横44.2㎝ |
問い合わせ先 |
期間限定での公開 公開の有無:有 ホームページ:絹本著色魚籃観音花鳥図 章経筆 Tel:0234-24-4311 |
地図 |