紙本著色林和靖図 土佐一得筆 羅山賛 (しほんちゃくしょくりんなせいず とさいっとくひつ らざんさん)

名称(事業名) | 紙本著色林和靖図 土佐一得筆 羅山賛 |
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ふりがな | しほんちゃくしょくりんなせいず とさいっとくひつ らざんさん |
指定区分 | 県指定文化財 絵画 |
指定年月日 | 昭和37(1962)年 4月 6日 |
所在地(市町村) | 酒田市若竹町 |
所有者(実施団体名) | 個人 |
概要 (活動状況等) |
中国・北宋時代、西湖孤山に隠栖し、梅を愛し鶴を飼い、自適の生涯を送った文人で、 詩人である林和靖を描いた作品である。 図は礼拝像と思われるが、道服を着て帽をかぶり、拱手して笏を持つ林和靖に、鶴と梅 を配し、簡潔に表現している。林和靖図は室町時代以来、わが国でも好画題として多くの作品が描かれているが、本作は中でも出色の出来栄えである。 画面右上に林羅山の賛「家在孤山湖在西、梅花遺愛苦吟題、芳魂化作千年雪、応是身同 一鶴棲。羅浮邨人賛」と、「羅山」(朱文方印)の印章がある。画面左下隅に印章「一得」(朱文方印)と、別に印文不明の朱印がある。 土佐一得は、慶長年間に活躍した土佐派の画家である。 室町末期~江戸初期(16~17世紀) 縦97.0㎝、横37.0㎝ |
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公開の有無:有 |
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