絹本著色小松曳図 田中訥言筆 (けんぽんちゃくしょくこまつひきず たなかとつげんひつ)

名称(事業名) | 絹本著色小松曳図 田中訥言筆 |
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ふりがな | けんぽんちゃくしょくこまつひきず たなかとつげんひつ |
指定区分 | 県指定文化財 絵画 |
指定年月日 | 昭和37(1962)年 4月 6日 |
所在地(市町村) | 酒田市緑町 |
所有者(実施団体名) | 個人 |
概要 (活動状況等) |
本図も大和絵風に描かれており、当時宮廷の間で行われていた行事をよく伝えている作品である。日本人と松との結びつきは古いが、奈良時代から平安時代にかけて、宮廷貴族の上下を問わず、「子の日遊び」が行われた。 この行事は正月の子の日に、人びとは盛装して野辺に出て松原に行き、小松を根引きする遊びであって、その心は松を引いて、その齢を延ばすという意義であった。宮廷では幔幕を引きめぐらして小庭をこしらえ、小松を一面に植えて、山海の珍昧を並べ、和歌を詠んだのである。 画面の右下方に、「訥言製」と落款・印章がある。 縦41.7㎝、横71.5㎝ |
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公開の有無:有 |
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