絹本著色大威徳明王像 (けんぽんちゃくしょくだいいとくみょうおうぞう)

名称(事業名) | 絹本著色大威徳明王像 |
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ふりがな | けんぽんちゃくしょくだいいとくみょうおうぞう |
指定区分 | 県指定文化財 絵画 |
指定年月日 | 平成12(2000)年 5月 2日 |
所在地(市町村) | 米沢市丸の内1-2-1 |
所有者(実施団体名) | 上杉博物館保管 |
概要 (活動状況等) |
五大明王のうちの1つで、怨敵調伏・戦勝祈願を目的とした、修法に懸けられた本尊である。 渦巻きの火炎を背に、六角座の上にうずくまる水牛の背に、六面六臂六足の明王が坐している。中央の第1手は左に弓、右に矢をとり、第2手は左に竜索、右に宝棒、第3手の左に三鈷戟、右に三鈷剣をとる。髑髏と蛇の胸飾り、蛇の条帛、手首・足首・下腹部にも蛇を巻きつけるなど、蛇が目につく。 智証大師請来様の図像であるが、本尊のみを写したものと推察される。しかし、写し崩れがほとんどなく、品よく丁寧な仕上げの作品となっており、古い仏画の少ない山形県では貴重なものである。 上杉家伝来の仏画であり、表具端裏に、明和2年(1765年)に修理を行った墨書記録がある。 南北朝時代縦134.8㎝、横65.2㎝ |
問い合わせ先 |
公開の有無:有 ホームページ:絹本著色大威徳明王像 |
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