木造薬師如来立像(秘宝館安置) (もくぞうやくしにょらいりゅうぞう(ひほうかんあんち))

名称(事業名) | 木造薬師如来立像(秘宝館安置) |
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ふりがな | もくぞうやくしにょらいりゅうぞう(ひほうかんあんち) |
指定区分 | 県指定文化財 彫刻 |
指定年月日 | 昭和27(1952)年 4月 1日 |
所在地(市町村) | 山形市大字山寺4456-1 |
所有者(実施団体名) | 立石寺 |
概要 (活動状況等) |
本像は、寄木造で漆箔の像であるが、頭・体部を通して、正中線で左右2材をはぎつけている。頭部の螺髪(らほつ)は切子形で、肉髻珠(にっけいしゅ)・白毫相(びゃくごうそう)をあらわしているが、肉髻珠・白毫は欠失している。髪際(はつさい)は一線でなく、中央で下り、少し弧を描いているのは、山形市極楽寺の阿弥陀如来坐像(鎌倉時代前期・県文化財)と同じである。 面容はふっくらとした丸顔で、かつ童顔をなしている。目は彫眼となし、衲衣(のうえ )の襟もとの内衣をあらわし、衣端が左肩を広くおおっているのも古様である。背後の右裾上に?(ほぞ)穴があり、紙包みの骨片が納入されている。 鎌倉時代盛期の中央仏師の作と考えられる。 (像高68.5㎝) |
問い合わせ先 |
立石寺 期間限定での公開(4月末~11月末) 公開の有無:有 Tel:023-695-2004 |
地図 |