石造聖観音立像 (せきぞうしょうかんのんりゅうぞう)

名称(事業名) | 石造聖観音立像 |
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ふりがな | せきぞうしょうかんのんりゅうぞう |
指定区分 | 県指定文化財 彫刻 |
指定年月日 | 昭和28(1953)年 8月 31日 |
所在地(市町村) | 鶴岡市西目字荒倉口丁60 |
所有者(実施団体名) | 荒倉神社 |
概要 (活動状況等) |
石材は砂岩である。一石に仏身・光背・台座を厚肉彫にした、大変古風な像である。荒倉神社の宝物として、社内殿に安置されている。 左手に未開敷蓮華(みかいふれんげ)を持っている。相好円満、仏身は大変重量感があり、衣文は左右均斉に刻まれ、古調が見られる。台座の蓮弁を、1つ1つ線彫りするという手法は、鎌倉期からといわれているので、この像は鎌倉時代と推定されている。 この像は、明治3年(1870年)の神仏分離・排仏毀釈が行われた時、集落民の機転によって土中に埋められたが、明治37年(1904年)7月、埋蔵に関係した唯一人の生存者によって、再び掘り出され、神社に安置され今日に至っている。 (像高113.5㎝) |
問い合わせ先 |
荒倉神社 公開の有無:無 Tel:0235-35-2887 |
地図 |