木造伝長井時広夫妻坐像 (もくぞうでんながいときひろふさいざぞう)

名称(事業名) | 木造伝長井時広夫妻坐像 |
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ふりがな | もくぞうでんながいときひろふさいざぞう |
指定区分 | 県指定文化財 彫刻 |
指定年月日 | 昭和30(1955)年 10月 25日 |
所在地(市町村) | 米沢市万世町堂森375 |
所有者(実施団体名) | 善光寺 |
概要 (活動状況等) |
この両像はケヤキの一木造であるが、伝時広像の立烏帽子(えぼし)は別木で作り、両手袖口・膝前・両袖ははいでいて、両手拱手は別一木で彫り、両袖口に刺し込んでいる。面相は眼を半眼に据え、唇を固く結んで、背筋を伸ばして、ゆったりとした座禅姿である。立烏帽子は黒色、上衣は紫の地色に唐草文・雲文模様で、手と顔は胡粉を塗っている。 伝夫人像は顔に胡粉を塗り、唇を紅で染め、薄く開いた口から白い歯が見える。髪は黒く両肩に垂れている。右手を胸前に出し、掌を立てた礼拝の形をとり、左手は腹前に出し、指を下方に曲げているのは、珠数を持っていたのであろうが、珠数はない。左足を上に安座しているのは、熱心に念仏を唱えている姿と見受けられる。 (像高伝時広像69.0㎝(立烏帽子高さ17.8㎝)) (伝夫人像の50.0㎝) |
問い合わせ先 |
公開の有無:有 ホームページ:木造伝長井時広夫妻坐像 |
地図 |