木造薬師如来坐像 (もくぞうやくしにょらいざぞう)

名称(事業名) | 木造薬師如来坐像 |
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ふりがな | もくぞうやくしにょらいざぞう |
指定区分 | 県指定文化財 彫刻 |
指定年月日 | 昭和32(1957)年 8月 16日 |
所在地(市町村) | 酒田市本楯字新田目120 |
所有者(実施団体名) | 薬師神社 |
概要 (活動状況等) |
顔の表情は柔和で、実にきちんと整っていて美しい。面輪(おもわ)円満、眉長く伸び、伏した眼が優しく、鼻梁は額から一直線に下り、大きな希臘(ぎりしゃ)鼻である。したがって一段とこの像を端麗な姿にしている。人中はくぼみ、唇は穏やかである。肉髻(にっけい)が高く、平安時代後期によく見られ、螺髪(らほつ)は細やかである。衲衣(のうえ)の衣のひだは鋭い刀法による鎬(しのぎ)があり、平安期の木彫に特有の飜波(ほんぱ)式の衣文の名残を留めている。 ヒノキの一木造で、膝の前を矧いでいるが、一木造の壮重さも見せている。 (像高84.8㎝) |
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公開の有無:有 |
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