木造聖観音立像 (もくぞうしょうかんのんりゅうぞう)

名称(事業名) | 木造聖観音立像 |
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ふりがな | もくぞうしょうかんのんりゅうぞう |
指定区分 | 県指定文化財 彫刻 |
指定年月日 | 昭和37(1962)年 4月 6日 |
所在地(市町村) | 高畠町大字亀岡字払川4028-1 |
所有者(実施団体名) | 大聖寺 |
概要 (活動状況等) |
この像は、もとは高畠町阿久津阿弥陀堂に祭られていたが、明治初年(1868年)の神仏分離の際に、大聖寺に移されたといわれている。 像高185㎝のすらりとした像で、面長の優しい顔で、宝髻が高く、天冠台があるが、白毫(びゃくごう)がない。肩は撫肩、右手は前に屈して、第1指と第2指を捻じ、左手は肘を屈して、胸前で未開敷蓮華(みかいふれんげ)(後補)を持っている。瓔珞(ようらく)は失っている。 裳の襞は左右対称で、流れるように美しく写実的であるのも、この像の特徴である。 ヒノキの寄木造で、内刳りを施しているが彫眼である。漆箔像で、背部に金箔の痕跡が残っている。 製作時期は、鎌倉末期の作とみられている。 |
問い合わせ先 |
大聖寺 公開の有無:有 Tel:0238-52-0444 |
地図 |