木造勢至菩薩坐像 (もくぞうせいしぼさつざぞう)

名称(事業名) | 木造勢至菩薩坐像 |
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ふりがな | もくぞうせいしぼさつざぞう |
指定区分 | 県指定文化財 彫刻 |
指定年月日 | 平成2(1990)年 6月 29日 |
所在地(市町村) | 米沢市窪田町窪田1861 |
所有者(実施団体名) | 千眼寺 |
概要 (活動状況等) |
本像は、現在、本堂左手の瑞光殿の中に、阿弥陀・釈迦立像とともに安置されている。 割矧造で漆箔が施され、像内の内刳り面にも、首から下に金箔を押している。このような入念な仕上げは、県内では唯一である。やや面長で、彫眼によるまぶたの見開きの小さな面相、螺髻(らほつ)や天冠台などの形式からしても、平安時代末期(12世紀後半)の特色が認められる。 等身をこえる大きさの坐像で、合掌印を結ぶ。12世紀代の作ではあるが、保存状態は極めて良好である。 (像高87.6㎝) |
問い合わせ先 |
千眼寺 見学の際、事前連絡必要 公開の有無:有 Tel: 0238-43-2919 |
地図 |