木造金剛力士立像 附 像内納入文書 1通 (もくぞうこんごうりきしりゅうぞう つけたり ぞうないのうにゅうもんじょ 1つう)

名称(事業名) | 木造金剛力士立像 附 像内納入文書 1通 |
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ふりがな | もくぞうこんごうりきしりゅうぞう つけたり ぞうないのうにゅうもんじょ 1つう |
指定区分 | 県指定文化財 彫刻 |
指定年月日 | 平成9(1997)年 10月 28日 |
所在地(市町村) | 鶴岡市羽黒町手向字手向232 |
所有者(実施団体名) | 羽黒山正善院 |
概要 (活動状況等) |
像高は阿形が263.8㎝、吽形が280.8㎝である。阿形像がやや低いのは、頭頂の髻(もとどり)を欠失しているためである。寄木造、玉眼嵌入(かんにゅう)像で、当初は肉身部に丹、衣部に漆箔を施していたと見られる。 像内から発見された文書により、羽黒山の宥俊が願主となり、「大仏師宮内卿康音」が、寛永10年(1633年)4月に造立したことが知られる。 本像は上半身、特に肋骨とその下の筋肉の表現がやや硬く、また体部に比べて、腕が太過ぎるといった難点はあるが、力のこもった表情、無理のない腰の捻り、力強い両脚の造形など、見るべき点が多く、江戸時代の金剛力士像としては、抜群の迫力がある。 |
問い合わせ先 |
羽黒山正善院 見学の際、事前連絡必要 公開の有無:無 Tel:0235-62-2380 |
地図 |