木造阿弥陀如来立像(本堂安置) (もくぞうあみだにょらいりゅうぞう(ほんどうあんち))

名称(事業名) | 木造阿弥陀如来立像(本堂安置) |
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ふりがな | もくぞうあみだにょらいりゅうぞう(ほんどうあんち) |
指定区分 | 県指定文化財 彫刻 |
指定年月日 | 平成10(1998)年 9月 4日 |
所在地(市町村) | 鶴岡市睦町1-1 |
所有者(実施団体名) | 常念寺 |
概要 (活動状況等) |
常念寺本堂の本尊で、漆箔を施し、玉眼を嵌入(かんにゅう)している。この像は足?(あしほぞ)を作らず、両踵の後方に丸穴をうがち、台座に固定した細長い丸?に挿し込んで接合する、特殊な台座固定法をとる。 本像は衲衣(のうえ)の襞数が多く、細く流麗で、肉髻部がやや低いところに特色がある。また腹部にかなり厚く肉づけを施し、背面では臀部の盛り上がりを明瞭に表現し、裙(くん)の裾が足の甲の上にかぶさる様子を、別材を矧ぎつけてまで如実に表そうとするなど、全体として写実を重視する傾向が強い。目鼻立ちには、明快で引きしまった強さがある。立体感・量感の表現が際立っており、彫刻的魅力にあふれる作品である。 製作時期は鎌倉中期(13世紀半ば)頃と推定される。 (像高98.0㎝) |
問い合わせ先 |
常念寺 公開の有無:有 Tel:0235-22-1622 |
地図 |