木造聖観音菩薩坐像 (もくぞうしょうかんのんぼさつざぞう)

名称(事業名) | 木造聖観音菩薩坐像 |
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ふりがな | もくぞうしょうかんのんぼさつざぞう |
指定区分 | 県指定文化財 彫刻 |
指定年月日 | 平成12(2000)年 5月 2日 |
所在地(市町村) | 河北町西里673 |
所有者(実施団体名) | 永昌寺 |
概要 (活動状況等) |
時代は鎌倉時代後期、木造、古色、玉眼で、白毫(びゃくごう)は水晶である。高髻を結んで天冠台をつけている。頭髪は髻(もとどり)を含めて、すべて毛筋彫りである。両肩から上膊部を天衣でおおい、天衣はさらに両臂の後ろで輪をつくり、両前膊にかかって左右にひろがっている。 左肩から右脇腹に条帛をかけ、腰から下に裙をつけている。両腕を屈臂(くっぴ)し、左手は軽く握り、右手は胸前で第1・2指を捻ずる。右足を左臑の前に出して安坐している。 鎌倉期特有の高い髻、鼻筋の通った端正な面貌、写実的な衣文の流れ、巧みな彫技や厚みのある体躯などは見事である。 (像高62.5㎝) |
問い合わせ先 |
永昌寺 公開の有無:有 Tel:0237-72-3022 |
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