梵鐘 嘉吉三癸亥八月七日の銘がある (ぼんしょう かきつさんねんみずのといはちがつなのかのめいがある)

名称(事業名) | 梵鐘 嘉吉三癸亥八月七日の銘がある |
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ふりがな | ぼんしょう かきつさんねんみずのといはちがつなのかのめいがある |
指定区分 | 県指定文化財 工芸品 |
指定年月日 | 昭和27(1952)年 4月 1日 |
所在地(市町村) | 山形市長谷堂3455-7 |
所有者(実施団体名) | 清源寺 |
概要 (活動状況等) |
この梵鐘は室町時代のもので、出羽三山神社・東根普光寺のそれに次いで、県内では3番目に古い梵鐘である。清源寺の記録によれば、最上家随一の豪傑、野辺沢能登守満延が、長崎(現在中山町)の円同寺から持ってきたものといわれ、嘉吉3年(1443年)の刻銘は、梵鐘研究の上でも貴重である。 デフォルメされた龍頭(りゅうず)、細い上下帯、中帯から草の間にかけて巡らした数条の紐、頭を平たくし、各区に4段4列に配した乳、やや踏張りをつけ、安定感を持たせた駒の爪等に、この梵鐘の特徴を見ることができる。撞座(つきざ)は八葉の蓮華文である。 (高さ91.5cm、口径55.1cm) |
問い合わせ先 |
清源寺 公開の有無:有 Tel:023-688-2224 |
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