袈裟 伝峩山禅師着用 (けさ でんがざんぜんじちゃくよう)

名称(事業名) | 袈裟 伝峩山禅師着用 |
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ふりがな | けさ でんがざんぜんじちゃくよう |
指定区分 | 県指定文化財 工芸品 |
指定年月日 | 昭和31(1956)年 9月 28日 |
所在地(市町村) | 山形市北山形2-3-7 |
所有者(実施団体名) | 龍門寺 |
概要 (活動状況等) |
山形城主(6代)最上義春、10代最上義守の菩提所として、江戸時代まで御朱印180石を拝領した、禅宗の名刹である龍門寺に古くから秘蔵されている。 越前国の総持寺第二世の峩山(がざん)禅師が着用したものと伝えられるこの袈裟は、赤地金襴で草花模様の九条袈裟であり、その一端に、龍門寺の開山、朴堂(はくどう)良淳の貴重な墨書銘があって、その来歴が判明した。それによると、朴堂が総持寺の住僧時代の寛正年中(1460~65年)に、峩山禅師遺品のこの袈裟を賜わり、更にその後、峩山禅師の100回忌に際し、朴堂はこれを着用して、お焼香を済ませた由縁が判明する。 峩山禅師は、鎌倉時代末期の名禅僧であるが、この袈裟もその時代のものと推定され、また、伝来の確かな染織品として、貴重な文化財である。 |
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公開の有無:無 |
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