短刀 銘 来国次 (たんとう めい らいくにつぐ)

名称(事業名) | 短刀 銘 来国次 |
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ふりがな | たんとう めい らいくにつぐ |
指定区分 | 県指定文化財 工芸品 |
指定年月日 | 昭和31(1956)年 9月 28日 |
所在地(市町村) | 上山市矢来4-6-8 |
所有者(実施団体名) | (財)蟹仙洞 |
概要 (活動状況等) |
平造(ひらづくり)、三つ棟、身幅やや広い。鍛(きたえ)は板目、地沸(じにえ)よくつき地斑(じふ)交じる。刃文は小湾(このた)れに互の目交じり、沸よくつく。表・裏に刀樋と添樋を掻流す。 来国次(らい・くにつぐ)は、鎌倉末期から南北朝期にかけての、山城国来派の刀工であり、一説に、相州正宗に学んだと伝えられ、正宗十哲の1人にあげられている。 板目肌に地沸がよくつき、地景(ちけい)が入り、湯走りごころに白けが立ち、華やかな湾れに互の目を交えた刃文となり、沸づいて砂(す)流し・金筋が入るなど、十哲説を首肯しうるものである。 鎌倉末期 (長さ34.5cm、反りなし) |
問い合わせ先 |
公開の有無:無 Tel:023-672-0155 |
地図 |